ロボットプログラミング教室選びで悩んでいる保護者の方にとっては、どこの教室にすればいいのか迷うところですよね。
学校教育におけるプログラミング教育の比重がますます高まってきており、実際に教室数も生徒さんの数も年々増加傾向にあります。

ここで紹介するのは、2社のアンケート結果です。
- 1つは、イード社が実施した、「プログラミング教育の顧客満足度調査」
- 2つ目は、㈱リビングくらしHOW研究所が実施した、「子どものプログラミング教室についての調査」
イード社が実施した「プログラミング教室に通わせている保護者向けアンケート」の結果、総合1位は「アーテックエジソンアカデミー」でした。
一方、㈱リビングくらしHOW研究所の調査結果で、満足度1位だったのが、「ヒューマンアカデミーロボット教室・こどもプログラミング教室」でした。

両方とも体験しましたが、どちらもしっかりとしたカリキュラムですし、子供が楽しめる工夫がしてあります。
ここからは、2つの調査結果について詳しく解説していきます。
イード社「プログラミング教育の顧客満足度調査」について
こちらの調査は、プログラミング教育を受講している小学生のお子さまの保護者を対象に、2020年3月5日(木)から3月17日(火)までの期間、インターネットで実施し、688票の有効回答を得たものです。
この調査では、「総合満足度」のほか、「講師」「カリキュラム」「コストパフォーマンス」「面倒見」「お子さまの成長の実感」「お子さまの気に入り度」各部門について、評価してあります。
総合満足度
総合満足度、最優秀賞は、「アーテックエジソンアカデミー」です。

各部門賞
6つの各部門賞の結果をまとめました。
講師が良いプログラミング教育 | アーテックエジソンアカデミー |
カリキュラムが良いプログラミング教育 | アーテックエジソンアカデミー |
コスパが良いプログラミング教育 | スマイルゼミ プログラミング講座 |
面倒見が良いプログラミング教育 | アーテックエジソンアカデミー |
子どもの成長を実感できるプログラミング教育 | アーテックエジソンアカデミー |
子どもが好きなプログラミング教育 | Crefus(クレファス) |
この結果を見ると、6部門中4部門でエジソンアカデミーが1位になっています。
また、子供が好きなプログラミング教育がクレファスになっているように、子供と親御さんの意見の違いも見て取れますね。
コスパが良いプログラミング教育で1位になったのが通信講座で有名な「スマイルゼミ」。
スマイルゼミは、通信講座かつビジュアルプログラミングでロボットは使用しません。
その点においてはお手軽で費用を抑えたい方に向いているといえるでしょう。

新しくできるロボット教室の数が多いことからも、これからはロボットを使ったプログラミング教育がメインになってきています。
実際に息子の中学でもロボット教材を使った授業を行っています。
では、もう1方の調査結果についても見ていきましょう。
㈱リビングくらしHOW研究所【ママが選ぶ「子どものプログラミング教室」利用満足度】について
引用 ウーマリサーチ
㈱リビングくらしHOW研究所では、「ママが選ぶ子供プログラミング教室」についてアンケートを取りました。
その結果、
利用満足度第1位は「ヒューマンアカデミーロボット教室・こどもプログラミング教室」
という結果になりました。
プログラミング教育で効果を感じたのは75.9%という結果に!
上記のアンケートでは、プログラミング教室の効果に関する調査もありました。
プログラミング・ロボット教室に通わせている方のうち、「とても効果があった」「まあまあ効果があった」と答えた人は75.9%でした。
具体的には、
「子どもが楽しく通っているので良いと思う。このまま学校の学習にスムーズに入っていってほしい」
「低学年の子でもブロックで遊ぶような感覚で、意外ととっつきやすい内容だった事に驚きました」
「本人もとても自信がついたようで、得意分野が見つかってよかった」
<引用:ウーマリサーチ>
などの意見がありました。

では、ここからは、それぞれの部門で1位になったロボット教室について紹介していきまね。
総合満足度&4部門で1位! アーテックエジソンアカデミー
アーテックエジソンアカデミーは、全国に900校以上あり、老舗教材メーカーが監修したオリジナルのロボットと教材を使用。
対象は小4からで、ロボット作成よりも、どうやって動かすのかのプログラミングに力を入れる教室。
3年間のプログラムでじっくりとロボットプログラミングを学ぶことができます。

ここをチェック!
- 対象年齢:小4~(小3以下用のカリキュラムあり)
- 月謝:10,000円(税別)
- 独自開発のアーテックロボットを使用
- 教室数:900以上

小3以下の子には、「自考力キッズ」という別カリキュラムがあり、年少からプログラミングを使ったロボット作りができます。
自考力キッズ
自考力キッズは、アーテックが運営する、低学年向けのロボット教室。
毎月、パズルとロボットとプログラミングの3種類のカリキュラムに取り組む2年間のコース。
教室数も多いので、通いやすく初めてパソコンに触れるお子様におすすめ。
体験入学あり
ロボット教材 | パズル、アーテックロボ |
月謝 | 10,000円前後(教室ごとに違う) |
対象年齢 | 年長~小3 |
このように、アーテックエジソンアカデミーでは、年長~小6まで幅広い年代がロボットプログラミングを学べるようになっています。
学校などの教育現場でもアーテックロボが採用され、子供にはなじみ深いロボットキットになっているようです。
ママが選ぶ利用満足度1位 ヒューマンアカデミーロボット教室
ヒューマンアカデミーは、全国に1400校以上ある最大規模のロボット教室。
ロボットのプロが監修したロボットと教材を使用し、年長から中学生まで幅広い年齢の子供たちが数多く通っています。
他のロボット教室と比べてロボット教材、月謝ともに安く、コストパフォーマンスに優れたロボット教室と言えます。
最初は、ロボット作りを通じてモノの構造や仕組みを理解し、その後プログラミングを使用したロボット制御を学んでいく形。
通いやすさ、料金設定、授業内容、どれをとっても満足できるレベル。

ここをチェック!
- 対象年齢:年長~中学生
- 月謝:10,340円 ※テキスト代別途550円
- オリジナルのロボット教材やテキストは、日本を代表するクリエイターが監修。
- 教室数:1400以上
子どもが好きなプログラミング教育NO.1! クレファス
クレファスは、世界大会にも多くの出場者を輩出し、本格的なロボットプログラミングを学ぶには最高の教室。
各学年ごとにコースが分かれていて、全部で12のコースがあり、年長から高校生まで幅広い年代の生徒が通っている。
理数系の学びやプレゼンテーションにも力を入れていて、カリキュラム的にはかなりおすすめ。

ここをチェック!
- 対象年齢:年長~高校生
- 月謝:12,100円~18,700円
- 教育用レゴを使用(WeDo2.0、SPIKEプライム)
- 教室数:約120
コスパが良いプログラミング教育NO.1 スマイルゼミプログラミング講座
スマイルゼミのプログラミング講座は、小学1年生から6年生までの子供が対象です。
スマイルゼミの通信講座を申し込むと無料でプログラミング講座もついてきます。
こちらの講座は、専用のタブレットを使って行うビジュアルプログラミングで、ロボットは使用しません。
2020年の時点では、春・夏・冬の年3回の配信になっているので、ちょっと物足りなさを感じる方もいるかも。

この動画は、小学3年生用のものです。
スクラッチは小学校でも取り扱っている学校が多いので、内容的に子供にはなじみやすいと思います。
一方で、追加料金なしということもあり、内容はそこまで難しくないようです。
プログラミングってなに?って思っている親御さんや、
初めてプログラミングに触れるお子さんにはおすすめかなと思います。

これなら教室に通う手間が省けますね!
勉強の通信講座と言えば、進研ゼミですよね!
進研ゼミでもスマイルゼミ同様にプログラミング講座が無料でついてきます。
どちらか迷っている方は、両方とも資料請求して比較してみてくださいね。

また、子供の興味をかき立てるグッズが送られてくるので、進研ゼミ好きの子供は多いです。
子供が好きな方を選ぶといいですよ。
通信講座で本格的なロボットプログラミングを学びたい方はこれ!
実は、通信のプログラミング講座の中ではZ会が本格的で有名。
自宅近くにロボット教室がなかったり、費用を抑えたい方が利用しています。
ロボット教室を決める前にたくさん体験に行こう!
ロボット教室はいろいろありますが、HPだけ見ていても違いはよくわかりませんよね。
そんな時は、無料体験を利用しましょう。
「もっとしっかり考えて選べばよかった」
なんて後悔することにもなりかねません。
なので、できるだけ早い段階から、「どこのロボット教室がいいのかな~」と情報を集めることをおすすめします。

毎年、12月位から翌年度の入会を検討して体験に行く方が多いそうなので、ロボット教室が気になっているのであれば、早めに動いたほうがいいでしょう。
体験教室は2、3回いくと、親の知識がぐっと増える!
ロボット教室の体験は無料でやっているところがほとんどです。
なので、子供が行ってくれるのであれば、面倒に思わずに、2、3回は体験に行ってみてください。

実際に教室にいくことで、不安な点や疑問点がクリアになりますので、無料体験はおすすめです。

知識や経験が増えてくると、教室ごとの違いがよくわかるようになります。
親が自分の目で見て感じた感覚で、子供に合いそうなロボット教室を選んであげることが、一番確実な選び方かなと思います。