5年生の息子はZ会の作文講座を受講しています。
なぜ作文講座を選んだのかというと
学校の授業参観で息子の「自分の考えをまとめて表現する能力の不足」
を感じたから。
他にも
自分がして欲しいこととか、学校での出来事も一生懸命に話そうとはするんですが、
なかなか言葉がうまく出てこなくて、本人ももどかしそうにしていたんです。
こういうことは小さいころならまだかわいいんですが、
息子はもう小学5年生。
これは何とかしないと!
私が危機感を感じた理由は、これからの学校や大学受験では思考力、判断力、表現力を重視するような内容になると聞いてきたから。
この思考力、判断力、表現力は今の子どもたちが将来社会に出て求められる能力で必要不可欠なものになってきているからです。
そんなあせった私がいろいろリサーチした結果
最後に選んだのが「Z会の作文講座」でした。
結果としては、
私も息子も思っていた以上に文章力と表現力がついたと感じています。
一番驚いたのが学校の通知表です!
先生からもこんなお手紙をもらえて息子は大喜び!
なんてはにかみながら私に手紙を見せてくてました。
なかなかZ会の作文講座を受講した様子を紹介している方がいないので
私たちの経験が役に立てばいいなと思い記事にしました。
ここでは
などについてお話していきます!
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Z会の作文講座ってどんな講座なの?
Z会の小学生コースには国語や算数などの基本科目を学べる本科コース以外に、次のような目的別の講座が用意されてます。
- 3・4年生向け・・・思考力・表現力
- 5・6年生向け・・・作文
- 中学受験者向け・・・公立中高一貫校適性検査(5・6年生)公立中高一貫校作文(6年生)
これらの講座は、本科コースを受講しなくても単体で受講可能なんです。
Z会は基本科目でも紙のコースだと、1教科から受講できちゃいます!
作文講座は5・6年生のみですが、3・4年生向けには「思考力・表現力」という講座があるので、学年に合わせた内容で思考力や表現力を伸ばす訓練ができるようになっています。
ちなみにこちらの3・4年生向けの「思考力・表現力」の講座は2021年から新規開講!
しかも、苦手科目だけ受講できるから費用も安く抑えられるってわけね。やるわねZ会!
作文コースだけあって徹底的に書かせる!
息子が受講した作文コースは文字通り文章を書く練習をする講座です。
ただ単にお題があって、「はい、自分の考えを書いてね」というものではなく
「文章を書く手順」を1から詳しく教えてくれる内容になっています。
作文講座の特徴
- 文章を書く手順を丁寧に解説
- 書く量も多すぎないからやる気が続く
- 毎月3回の学習で提出課題が自分の力で書ける
- 添削では作文の良い点と悪い点を子どもに気づかせるとともに、やる気を出すアドバイスをしてくれる
Z会の作文講座は3回に分けて学習&提出課題の形になっています。
まず、最初に今回のテーマで必要になる「表現方法」を学習したあとに
提出課題を書くための下準備を、テキストに沿って進めていきます。
具体的に教えてくれるので、自分で「作文が書けた!」という自信につながるやり方になっています。
添削指導もかなり丁寧です。
「表記」「伝達」「構成」「表現」「文法」の5つの項目に分けて細かく評価してくれます。
添削で返ってきた解答には良かった点と悪い点をしっかりチェックしてくれていました!
こういう「ほめ」のメッセージって、親がするよりも他人に評価されるほうが子どもはうれしいみたいです。
毎回ドキドキしながら、返却された課題を見てる息子。
Z会の本コースについて知りたい方はこちらをどうぞ。
⇒<小学生通信教育>進研ゼミとZ会どっちがおすすめ?ママ目線で徹底比較
Z会の作文講座を受講したきっかけ
息子には、文章力や自分の考えをまとめて自分の言葉で相手に伝える力が足りないということは冒頭でお話しました。
これを克服しようと国語の文章題の問題を低学年の頃からやらせてはいましたが、効果は??って感じでした。
もちろん作文も苦手で、中身は
「○○が楽しかったです。」
「とてもすごいとおもいました。」
なんて表現ばかりで、文字数も少ないし中身もうすっぺらい感じでした。
よくあることかもしれませんが、このまま放置しておくのはよくない!
これからの学校や受験でも、思考力や表現力が求められる時代になっているし、息子のために私がなんとかしなくちゃ!
そう思った私は、相手に自分の思いを使えるためには「表現力」が必要なんだという考えに行きつきました。
表現力を身に着けるにはどうしたらいいのだろうか???
そうだ!
表現力を身に着けるトレーニングには、自分で文章を作るという作業が一番効果的なのかも!と私の経験上思ったのでZ会の作文講座を受講することにしました。
私の経験上というのは自分の中学受験の時の話です。
国語でも社会でも理科でも記述式問題があるのですが、その答えを限られた文字数でまとめることを繰り返しやっていたら、文章の組み立てや人への説明の仕方が知らないうちに上手になっていたんです。
なので、私は個人的に文章を書くトレーニングこそが表現力アップの近道なんだと思ったというわけです。
実際に「Z会の作文講座」を受講した息子の体験レポート
息子は5年生の8月からZ会の作文講座を始めました。
今までに6回分の講座を受講しましたが、実際に受講した様子をテキストの画像をもとにお話していきます。
その理由はこれからお話する内容でお分かりいただけると思います。
まずは、息子が受講した時の5年生の1年間のカリキュラムを紹介します。
・表現を広げる(4月~6月)
・理由とともに説明をする(7月)
・読書感想文(8月)
・理由とともに説明をする(9月)
・想像を楽しむ(10月・11月)
・わかりやすく伝える(12月~2月)
・1年のまとめ(3月)
上記のように期間ごとに目的が設定されていて、毎月違ったお題が出るので、それに従って文章を作っていきます。
子供が楽しみながら取り組めるようになったのが、ちょうど3か月目だったかな。
「想像を楽しむ」というテーマの時で、
「もしも自分が魔法使いだったら」とか「アリの目線で物語を作ろう」といった子供がイメージしやすい内容の時はとても楽しそうにやってくれました。
子供が興味がわくような題材になっている点はとても良かったです
作文テキスト以外にも漢字と思考力のミニテキストが付いてきました!
8月は読書感想文 書き方を知る大切さがわかった
始めた月が8月だったのでいきなり読書感想文を書く事になって息子は嫌がっていましたが、言われた通りに進めていくと作文が完成できるようになっていてびっくり!
参考までにテキストはこんな感じです。
感想文を書くときの大切なポイントを教えてくれながら、例文も書いてあるのでとにかく分かりやすい!
実際に自分で書く欄もあるので、例文を見ながらまねして書けばOK。
汚い字ですみません…(汗)
作文を書き終わったあとは満足気な表情をしていましたよ。自信がついたのかも。
テキストは3回に分けて書き方を解説 迷うことはなし!
Z会の作文講座の特徴のところでもお話しましたが、1か月に1冊のペースでテキストが届きます。
そのテキストでは、その月のお題の作文の書き方を3回に分けて学習していくようになっています。
1回目では、その月に使う表現方法などを学びます。
擬音語や擬態語、体言止めなどといったような、文章をより分かりやすくするためのテクニックなどを教えてくれていました。
また、テーマごとの作文の構成の仕方なども詳しく解説してくれます。
2回目、3回目では、添削課題のための下準備を始めていきます。
自分の考えを書きだして、それを膨らませていくような作業を繰り返し行うようになっています。
また、テキストの後ろには、模範解答と考え方が載っているので、お手本を参考に自分との違いを知ることもできます。
子供目線のテキストになっているからわかりやすい
テキストには息子と同じような子どもが2人ほど登場してきます。
その子ども達に、先生が書き方を教える形でテキストは進んでいきます。
テキスト内で他の子のよくない例をみて、
「ここがダメだからこうしましょう」というように先生が教えてくれているから、子供も分かりやすいと言っていました。
この月は「先生にミニ嘆願書を書く」というお題だったんですが、
そのためのメモ作りのやり方もテキスト内の子供を例に教えてくれています。
会話形式で解説が進むのもかなり助かりました。
とにかく考えて書かせることに徹底!
作文講座なんだから書かせるのは当然なのかもしれませんが、
提出課題のための下準備がとにかく入念なのが印象的でした。
実際にどれだけ書かせるかというと…
かなりの量の文字を書くことになりますよね!
実際はこれにあと2ページほど書いていきます。
ここまで準備してやっとすんなり作文が書けるんだ
ということが子どもが体感できるのもすごくいいと思いました。
作文以外にも言葉の力を育てる問題がある
テキストには毎回作文の講義の後に、「言葉の力アップ問題」が付いてきます。
この「言葉の力アップ問題」では、「すなわち」とか「しいて」などの言葉の意味を調べて、それを使った例文を書かせるものだったり、
他にも表現方法の問題などもあり、文章を書くために必要な言葉について学習することができるようになっています。
この作業はめちゃくちゃ大切だと思っていて、自分で調べて紙に書く、さらには例文を作るまでやればかなり定着度が高まるからです。
ここまでやらせるのがZ会なんですね!
添削も丁寧でほどよく褒めてくれる
通信講座の一番のメリットともいえるのが添削課題。
親が添削するよりも、他人が添削してくれる方が子どもはすんなり受け入れられるみたい。
細かいところまでチェックしてくれて、欄外いっぱいにコメントを書いてくれています。
もしよくかけていたら、優秀作品として紹介されるのですが
毎回息子は紹介されてもいいように、ペンネームをじっくり考えてます(笑)
これのおかげで次の月も頑張るぞって気になってるって息子は言ってます!
親も一緒に約1時間ほどやってます
テキストの画像を見てお気づきの方もいるかもしれませんが、蛍光ペンで線が引いてあるのは私が引いたものなんです。
なんでかって…
それは、子供だけではできないと判断したからです。
苦手な作文の講座なのに、
はい、自分だけでがんばってやってね
なんてかわいそすぎるし、ちょっと難しい表現もあったりするからです。
中学生や高校生なら1人でテキスト通りに進めていくこともできますが、まだ小学生。
ここは親が一緒になってやってあげるべきと判断し、私は毎回横についてテキストを一緒に見てあげています。
なので、この作文講座の効果を最大限に引き出すためには、親のサポートが必要な講座だと私は感じています。
Z会のHPには1回40分でできるとありますが、うちの場合は1時間半はかけてやっています。
私の説明が長いからかもしれませんね^^
作文講座の費用はいくら?
気になるZ会の専科 目的別講座「作文」の費用ですが
1か月あたり3,060円(12か月一括)になっています。
Z会の作文講座の感想まとめ【メリットとデメリット】
ここまでZ会の作文講座について詳しく解説してきました。
実際に体験して感じたメリットとデメリットについてまとめてみました。
メリット
- とにかく書かせる内容なので嫌でも文章力が身につく
- 順序立てて書き方を教えてくれるので分かりやすい
- 子供目線の授業形式なので抵抗なくできる
- 作文や読解に必要な言葉(表現方法など)も学べる
- 1か月たったの2805円で作文だけ受講できるのがいい(費用が安くすむ)
デメリット
- 親のサポートが必要(個人差あるかも)
- 1回あたりの勉強時間が1時間ほど掛かる(HPには40分とあり)
- 1か月に1冊テキストが届くので貯めると大変になる
実際に私たちが感じたメリットとデメリットは以上になります。
1回あたりの時間が少し長めで、親のサポートはいりますが、まちがいなくメリットの方が大きいのでやる価値はありです。
この作文講座を実際にやってみて
- 頭に浮かんだことを相手に分かりやすく伝えるにはどうしたらいいのか
- 今の息子にはどういう力が足りないのか
- どこに注意して文章を書けばいいのか
ということがわかりました。
具体的な方法を教えてくれているのですぐに実践できるから、身につきやすいのもgood!!
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息子の通知表を公開しちゃいます!
これは次男の通知表です。
左が4年生の3学期で右が5年生の2学期です。
学年が変わって評価項目が減りましたが、よくできましたの数は増えています。
国語・算数・社会・英語は全部よくできましたになっていて、理科は1つ以外はよくできましたになっています。
4年生の通知表と比べてみると明らかに評価が上がっているのが見て分かります。
5年生の担任の先生には、
息子は自分の意見をまとめたり、みんなの前で話すのが苦手なんですと1学期に伝えていたのですが、
2学期の懇談会で先生に
「お母さんが心配されているようなことはないですよ!しっかりと意見を言えていますよ。家でなにかやってるのですか?」
と聞かれました。
私は「はい、夏からZ会の作文講座を始めたんです。」
先生「なるほど!そういうことでしたか。国語の成績も問題ないですし、他の科目も頑張ってますよ」
私「えっ?そうですか。安心しました!」
学校の先生も最近の息子の成長ぶりには気づいていたみたいで褒められちゃいました。
まさに相乗効果ってやつですね!
「5W1H」を意識すると表現力がぐんぐんあがる!
相手に分かりやすい(理解してもらえる)文章を書くためには
「5W1H」 を意識して文章をつくる練習をすると効果的。
「5W1H」とは、情報伝達を円滑にする次の6つの要素のこと
・when:いつ
・where:どこで
・who:だれが
・what:なにを
・why:なぜ
・how(how much / how many):どうする(どのくらい)
この「5W1H」については、Z会のテキストでも解説がありました。
出来事を正確に伝えるためには「5W1H」が大切と言っています。
テキストには、文章を見て5W1Hの箇所がどこにあたるのかを書きだす問題があり、5W1Hについて初めて知った息子も理解できたようでした。
「5W1H」を毎日の会話の中でも意識しよう!
文章を書くときだけに「5W1H」の意識が必要なのではありません。
子供の表現力を向上させるには、毎日の生活の中で「5W1H」を意識した会話をするように心がけると効果的です。
「遠足どうだった?」と子供に聞いたときに、「楽しかった」という言葉しか返ってこなかったら、
・when:どの時間が楽しかったの?
・where:どこで遊んだのが楽しかったの?
・who:誰と一緒で楽しかったの?
・what:なにをしたのが楽しかったの?
・why:どうして楽しいと思ったの?
・how:どのくらい楽しかったの?
なんて感じで親の方から「5W1H」を意識していくつか質問してみてください。
ママにもっと詳しくおしえてよ!
なんて感じで話しかけるといいかもしれませんね。
この間も息子が
「ママ、国語のノート…線が縦のやつで15行のやつ…」
というので
「ノートがどうしたの?ノートをどうして欲しいの?もっと具体的にいわないとわからないよ」と聞くと
息子は「ノートがなくなるから買ってきて」と答えました
そこで、私は
「慌てないでゆっくり言えばいいんだよ。国語のノートがなくなりそうだから買ってきて。どんなノートかというと、縦線だけの15行のやつだよ。っていえばママもすぐわかるよ。」
息子「うん。わかった」
まだまだ説明が下手な息子ですが、こういう会話を意識的にすることで、少しずつ説明が上手になってきているのを実感しています。
表現力アップのチャンスは毎日の生活にあるよ
毎日の何気ない会話ですが、こういうところから子どもの表現力を高めてあげられるチャンスはあるということ!
親の方から「5W1H」を意識して会話をするようにすれば、子どもは親の考えを理解しやすくなるだけでなく、子どもの表現の幅も広げることにつながります。
5W1Hの要素を会話に盛り込むことで、内容が具体的になり、相手に情報が伝わりやすくなりますよね。
我が家では、最近では音読の宿題の後に、
「今の話は何の話だったかママに教えて!何が書いてあるの?」
と言って説明をさせています。
息子は嫌がりますが、誰がどうしたということを相手に伝えるいい練習だと思ってやらせています。
表現力アップには作文トレーニング&読書が効果的
感情というあいまいなものを正しく相手に伝えたり、自分の中で整理したりするためには、言語化する力、すなわち表現力が必要です。
この表現する力は、これから社会に出ていく子供たちには必要不可欠になってきます。
そんな力をどうやって身に着けたらいいのか
その答えは
地道に文字で表現したり、言葉で表現するトレーニングをすること
と
読書やTVなどでたくさんの言葉に触れる事
だと思っています。
だからこそ
そのトレーニングにぴったりなのが「Z会の作文講座」だと私は実感しています。
子供の脳はまだカラカラに乾いたスポンジ。
これからたくさんの言葉や知識をどんどん吸収してふくらんでいくことでしょう。
カラカラのスポンジをいくら絞っても何もでてきませんよね。
だから、表現するための言葉も一緒に学ぶ必要があるんです。
学生時代が終わっても、会社でも企画書だったり報告書など、文章で相手に伝える場面はとても多く存在します。
むしろ、アドバンテージになるくらいです。
子供に作文力や表現力を身に着けさせたい!
と思う方は1か月からでも受講できるZ会の作文講座を試してみてください。
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